中途採用

現代の子どもの運動環境に目を向けると、共働き世帯の増加や子どもの多忙化などにより、運動する「時間」が減少しており、公園でのボールや遊具などの使用制限や都市化などにより、運動する「空間（場所）」が減少しています。
またスマートフォンで動画鑑賞をしたり、ゲームをしたりと、室内で過ごす時間が増えたことにより、運動する「仲間」が減少しており、所謂3つの”間”が減少しているといわれています。子どもの運動能力に目を向けると、上記のように運動機会が減少している子どもが多い一方で、幼少期から競技としてのスポーツを行う子どもが増えていることから、全体として運動能力が二極化していると言われています。

習い事全体を市場として考えると、子どもの数の減少により市場規模が縮小し続けていると捉えがちですが、子ども一人あたりの教育費は増加傾向にあると言われています。実際に2002年と2022年の子どもの教育費（スポーツ活動への支出）を比較すると支出額はおよそ2倍に伸びています*。したがって、我々の習い事市場全体としては縮小しているのではなくむしろ成長しているといえるのです。
*総務省「人口動態統計」及び文科省「子どもの学習費調査」より

一般的に「体操競技」というスポーツは、競技人口も少なく、限られた人が行うスポーツというイメージがありますが、「体操」を経験したことのない日本人はほとんど存在しません。
なぜなら、幼稚園や保育園のときにまず始めに触れるスポーツはマット運動や鉄棒などの「体操」なのです。
また、体操は、跳ぶ、回る、支えるなど様々な運動が必要なスポーツであり、幼少期の発育発達や運動能力の形成に効果的であるという認識は広く浸透しています。
そのため、体操は習い事のランキングでは常に上位に位置している人気の高いスポーツなのです。

体操というスポーツは、野球やサッカー、ダンス、スイミングなどのスポーツと異なり、レベルによって使用する器具や施設の規模などが全く異なるスポーツです。そのため、一口に「体操の習い事」といっても全く異なります。当社は小型規模ながらも他の体操教室と比べてしっかりとした技術を身につけることができる教室であるといえます。
これは、当社のカリキュラムやコンテンツが、体操アスリート指導のノウハウ（関連会社である「山梨ジュニアアカデミー」で蓄積された40年におよぶ指導実績）に裏打ちされた効果的な指導メソッドを有していることが主な理由であり、当社は他の体操教室に比べて体操の技術や運動能力の成長に寄与することができるような、業界内でも固有のポジショニングをしているブランドであると自信をもって言えます。